フリーランスエンジニアが得られる充実感

社会ではあらゆる分野でIT化が進む一方、エンジニアはまだ供給が需要に追いつかない状態で、フリーランスであっても技術があればいくらでも仕事がある。技術のレベルによるが、他の業界に比べれば、報酬も高いと言えるだろう。週3日程度集中して働けば、25万円以上の月収を得られるフリーランスエンジニアは少なくない。何よりも仕事内容がクリエイティブで単純作業が少なく、独自の発想を生かせるため、充実感や達成感を得られる。

また、様々な分野の仕事を受注できるためマンネリ化しにくく、飽きることがない。単発の仕事の数は月によって波があるが、仕事の注文が多い月に専念して稼ぎ、注文が少ない時期は趣味やスキルアップのための勉強に集中することも可能だ。仕事の大半は成果主義なので、プロセスを問われることがなく、自分に合ったやり方で仕事に取り組める。さらに、パソコンとネット環境さえあればいつでもどこでも働けることから、自由なライフスタイルを満喫できる。

会議や打ち合わせもオンラインで行えるため、ほとんど通勤の必要がなく、取引先の企業から離れた田舎暮らしも可能だ。こうした一匹狼的なフリーランスの働き方だけでなく、企業に常駐して他のスタッフたちと連携し、コミュニケーションを図りながら仕事をするという選択肢もある。連帯感を高め、チームワークにこだわりながら仕事をしたいフリーランスは、このような常駐型の仕事をして安定した収入を得ることもできる。