独立してフリーランスで働く際にありがちな悩みと言えば、収入が安定しないことだ。仕事をコンスタントに得ることも難しいが、仕事があったとしても、次の仕事が確約されているわけではない。そのため、フリーランスでは仕事が途切れたりなくなったりすると、収入もゼロになる。仕事の有無が収入に直結するため安定した収入を手にするのは中々に難しく、不安を感じるフリーランスも少なくない。どんな仕事でも進んで行い、仕事を途切れさせないようにすれば、収入がゼロになることは避けられる。しかし、それでは収入を安定させることにはならないので注意が必要だ。
収入を安定させるためには、得意先を持ち、コンスタントに仕事の依頼が来るようにすることが大切だ。顧客が多ければ多いほど、収入は安定するので、着実に得意先を増やして行くことが欠かせない。そのためには、高い技術力と対応力が必要になる。複数の仕事を掛け持ちながらも、1つ1つの仕事を丁寧に行うことが要求されるのはもちろん、連絡や交渉など、きめ細かなサービスを提供出来るかどうかが鍵と言える。相手が求めているものを提供するのではなく、求められている以上のものを提案出来るようになれば、自ずと顧客は増えていく。
ただ、すぐに解決出来る問題ではないので、焦らずに仕事をし、技術力と対応力を磨いて行くことが大切だ。間違っても、目先の利益にとらわれ、力量以上の仕事を受けたり、多くの仕事を抱えたりしてはいけない。1つ1つの仕事が雑になり、真逆の結果を招くことになりかねないので注意が必要だ。